近年は、生地づくりにおいてもリサイクルの流れは加速しています。
merippaのものづくりにおいても積極的に取り入れたいと思いますが、
全てにおいて、リサイクルでなければならないということではなく、
その中でも良い素材、merippaらしい生地というものを大切にしながら採用する。
そう考えています。
そんな中でとても良い生地に出会いました。

ロービングサイクルウール
着なくなった衣類や、使わなくなった生地を粉砕して再生した糸。
そう、リサイクルウールヤーンです。
複数の色が混ざっているのでとても深みのある良い色。
さらに、糸を作る工程で、
「甘撚り」と言われる、糸のツイストを弱めに仕上げる方法でできた、ふんわり柔らかな糸。
手編みのセーターを思わせる見た目。
色、風合い、そしてこのワッフルのような織り。
糸の成り立ちと生地の作り方がマッチしたとても味わいのあるものです。

インナーに使ったのはシープボア。
表生地がウール７０％の温かさに加えて、優しい肌触りのボアの組み合わせ。
まだまだ寒い春先まで使える、頼もしい一足です。

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