２０１７年用のカレンダー制作からが始まりで今年で8回目です。
販売用ではなく、あくまで顧客様への１年の感謝の品物。
「年末のご挨拶にカレンダー」は、よくある習慣ですが、
私たちは「merippaらしい、ユーモアあるカレンダー」づくりを心がけました。
そう、ありそうだけどない、そんなものを。
何が違うのでしょう？

レトロ印刷という名の、
ちょっとだけ昔ながらの雰囲気が魅力の方法で印刷しています。
普通の印刷と何が違うのか？それは・・・

リソグラフ＝孔版印刷という
シルクスクリーンのように版に孔（あな）を開けてそこからインクを押し出して印刷する方法を使っています。
版画のように１色ごとに版を作って、重ねて刷っていくので、
微妙なズレが起きたり、独特のムラやカスレがあったりと、
１枚ごとに手刷りしたような味わい深い仕上がりになる。
これがレトロ印刷です。

紙に直接インクを乗せたようなマットな質感は、
懐かしくて温かみがあります。
明治・大正時代や、昭和初期のまだ印刷技術が発達していなかった頃の、
ポスターや、マッチ箱などのパッケージ印刷。
そういった雰囲気を、このカレンダー印刷に採用しています。

デジタルで作った原稿でも、手描きの原稿でも、
この印刷なら時代をタイムスリップ。
今年作った２０２４年用は、クレヨンや水彩を駆使した手描き原稿で、
レトロ印刷の魅力ととてもマッチした仕上がりです。

毎年クリスマスシーズンにフェアを開催し、
お買い上げのお客様にプレゼントしております。
クリスマスを過ぎても、数にゆとりのある場合は、年末～年明けでもプレゼントを続けていますので、
ぜひこの機会に手にしてみてください。

＊プレゼントは予告なく終了しますので、
あらかじめご了承くださいませ。